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表 紙 | 説 明 |
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秋元書房ジュニアシリーズ244 |
書 名:高校生日記 都立西高生の青春 著 者:加藤諦三 カット:赤坂三好 初 版:未収集のため確認していません 備 考:文庫版あり 秋元文庫 加藤諦三文庫A4 |
中学時代はガキ大将でトップだったが、西高に入ったらショック! 成績はガタ落ち! 猛勉にとりかかるが、失恋でストップ! ああ、浪人! 毎日新聞評 ─ 入試と戦う青春が軽妙なタッチで描かれている。ヤンチャな中学時代を送った加藤君はトップで卒業して、都立西高に入る。ガリ勉をして東大を受験し、失敗する。短い、それだけにまた尊い青春をどう過すか、高校生には深刻な問題であろう。青春の記念塔ともいうべきこの日記はその問いを解くカギを与えてくれる。 読売新聞評 ─ 三浪して東大に受かった、一人の都立西高生の中学・高校時代6年間のいつわりのない日記。青春は短かくはかない。とくに高校生活3年は、受験勉強とテスト、友情と裏切り、異性への思慕と失恋、そして病気と、おし流されるような、あわただしい日々を送る。そのなかで、いくたびか充実した高校生活とはなんだと懐疑するが、結局、ひたむきな受験勉強に追いやられる。受験に苦しむ人びとへの励ましとなろう。 注:読売新聞評で中学・高校時代6年間のいつわりのない日記≠ニありますが、文庫版で作者自身が高校時代の部分に一部、創作のあることをことわっています。 |