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表 紙 説 明
鶴書房SFベストセラーズ20
 このロボットがやけに小難しく、権利意識がつよくて、お金にこまかいのは、コンピューターの一部に国語研究所と法律事務所のデータ処理のお古を流用し、もと金銭登録機につかっていた部品が入っているかららしい。

鶴書房SFベストセラーズ版より
 「今晩わあ、楽珍軒でーす」
町内の名所〈電気お化け屋敷〉へ出前に来た三郎。店は大忙し。
出前の人手が足りないならと、先生が貸してくれたのがロボット大平くん。これがロボット!? 信じられません。!!
出前はちゃんと手伝ってくれるが、なにしろロボットのすること、なすこと。町内では次々と珍事件が発生……。

   ● 主な登場人物 ●
三 郎 …… ラーメン屋「楽珍軒」の一人息子。出前は大好きだが、勉強は大きらい。
先 生 …… ポンコツ修理販売業のおじいさん。町の「大」発明家で、電気お化け屋敷の主人。
トキ子 …… 先生の一人娘。30?歳。
運 平 …… 先生の助手。
大 平 …… 先生と運平が作ったロボット。
ソノラマ文庫148
文庫版は上記、鶴書房SFベストセラーズ版の作品に加筆修正したものです。

ソノラマ文庫版より
 “猫の手も借りたいほど忙しい”という言葉がある。良夫さんが故郷に帰り、人手の足りなくなったわが楽珍軒もまさにそれだった。だが、借りたのは猫の手ではない。ブリキカンのお化けのような胴体に、やたらと足のついたポンコツロボットに助けを求めることにしたのだ。
 ロボットの名は太平、作ったのはもちろん《電気お化け屋敷》の先生と運平で、“このロボットなら、口は悪いが出前はOK”だそうだ。タイムマシンで痛めつけられたオレには疑わしい話(注)だったが、溺れるものはワラでもつかむ、思いきってわが国初のロボットによる出前に踏みきることにした。

(注):ポンコツ・シリーズは第一弾、ポンコツタイムマシン騒動記。第二弾、ポンコツロボット太平記。第三弾、ポンコツUFO同乗記となっている。


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