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表 紙 説 明
 美しい自然に囲まれた瀬戸内海の小豆島に、ひとりの若いおなご先生、大石久子が赴任してきた。このおなご先生と分教場の12人の子供たちの間に、戦争をはさんで20数年間にわたる暖かい心のふれあいが生まれ、そして、さまざまの人生が展開される。
―女教師の心の広さと愛情を通して戦争否定を訴えた壷井文学の傑作。

壷井 栄(つぼい・さかえ)さんのこと
1900〜67年。小説家・童話作家。香川県小豆島の生まれ。
1925年上京して同郷の壷井繁治と結婚、プロレタリア文学の影響を受ける。34歳ころから小説を書き始め、1938年出世作『大根の葉』が「文芸」に掲載された。1941年『暦』で新潮文芸賞、1951年『柿の木のある家』で児童文学賞、翌年『坂道』『母のない子と子のない母と』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。『右文覚え書』『妻の座』『風』『雑居家族』『裲福』など作品多数。


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