「高野浩幸 タイム・トラベル トーク
 ACT3.少年ドラマシリーズのヒロインたち」 参加報告
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 開催日:2019(令和元)年6月22日(土)

 場  所:神田神保町 ブックカフェ二十世紀

 時  間:15:00〜




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今回は午後2時頃、現地到着。  その頃から、参加者も続々と来店されていました。

 受付が進む中、今回のイベント関連の資料が置かれています。


 
 

会場の様子

 
 開演前の主催者様からの説明

 このトークショーは99作で終わっている少年ドラマシリーズの100作目制作要望の足掛かりとしており、最終的には是非「タイム・トラベラー」をとりあげたい。当然ゲストは・・・ と、いうことを考えている。  まだ、何もわからないけど。との事でした。
 また、ブックカフェ二十世紀の店長として今までやって来られた新井さんより、4月いっぱいで店を離れて、今後はフリーのイベンターとして関わっていく旨、伝えられました。

○本日の予定
 トークショー 90分
 懇 親 会  90分  と、わりにザックリめのスタートです。
 
 

 
 
 15:00〜 ギャラリースペースにて、トークショー 開始。

 高野浩幸さんの登場です。

高野さんからもお話しされました。
NHKでの100作目記念番組制作の期待をもっており企画も考えている、とのことです。  
 

 
 
 高野さんから本日のゲスト、斉藤浩子さんと田中由美子さんの、ご紹介

 斉藤さんは、本日4時起きで大分から来られました。 お二人とものっけからテンションが高く、3人とも同学年のためか、田中由美子さんからは「同窓会みたいで、すごく楽しみにしていました」とのお言葉のように早くも思い出話に花が咲きます。

 高野さんのリードでお二人の芸能界入りのきっかけを聞くことに
○斉藤浩子さんから
 幼稚園のときには、児童劇団に入っており、テレビ出演もそこからだった。当時、お姉さんがSKD(松竹歌劇団)におり、家族が業界人だったということもあると思うとの事。 歌は「おへその歌」が小学3年生の時、よく変身ヒーローものに出ていた。と、ここで突然「おへその歌」が鳴り響きます。 しばらくして、斉藤さんより「もう大丈夫です」とのお声がかかり・・・
 「おへその歌」つながりで、NHKの「歌はともだち」に小学生ながら司会として1年間出演1970年4月〜(WIKI調べ)されたとの事。
 
 

 
 
○田中由美子さんは
 郷ひろみさんと共演しようというオーディション番組がきっかけ、と、ここで今度は「巣立つ日まで」の主題歌が鳴り響きます。そのうち、田中さんがアカペラで生歌をひと節、披露してくださいました。 当時は、「みんなの歌」や学校の卒業式でも歌ったり、時にはデパートで歌ったとの事。
ドラマ出演は「巣立つ日まで」が初めて、後のお薬CMでは、”ありがとう、いい薬です”も。
 他に高野さんから共演してたかどうかとの問いかけがあるも、仲間たちで遊びに行ったこととか、仕事だったこととかが、ごちゃ混ぜになって、記憶が曖昧になっている。これには、高野さんも同意。
 
 

 
 
○ふたたび、斉藤浩子さん。当時の「その町を消せ」での思い出は?
 熊谷俊哉くんは、年下だったけど、クールな感じででカッコよかった。
共演者は、みんな1〜2才、年下だったけど、休憩時間にケームや、トランプをして楽しかった。
これには高野さんも、休憩時間でも自分の控室に戻らずに、誰かしらの部屋に集まっていた、クラブの延長みたいな感じだった。
 
 

 
 
○玉川砂記子さんとは
 玉川砂記子さんは、2人それぞれの作品のどちらにも出演されていて、今は声優さんとして有名になっていることが2人から言われても、高野さんは知らなかった。
これについては、高野さんは、自分の出た作品の共演者さんの出ていた作品まではなかなかわからないとも。
自分の出ていた作品も怪しいとの声も・・・
そんな中、斉藤さんは、玉川砂記子さんが、田中さんの作品にも、出演されていたことは、昨日、ネットでお勉強されたとか。
2人のお話しが進む中で、柳生博さんもそれぞれの作品に出演されていたことも共通認識されたようです。
 
 

 
 
○川崎公明さんとの思い出
 ドラマが初めてで演技経験のない中、ドラマの冒頭で川崎公明さんをひっぱたくシーンがあった。
田中さん自身、今までに男の人をひっぱたくことがなかったので、どうやったらよいかわからず、何回もリテークして川崎さんのほっぺがなってもOKがでなかった。
そのあと、幸子役の村田みゆきさんがひっぱたくシーンでは、もう見事にパチーンとひっぱたいていて、お芝居とはこうやるものなんだとわかったとか。
また、猪苗代湖のロケでは、みんな同い年で遠足気分で楽しかった思い出があるそうです。
 NHKでは、当時ロケに出るとロケ手当があった。また、NHKへの貢献度によっても、ギャラが変わっていたそうです。 高野さん情報
 斉藤さんによると、「その町を消せ」では、すべてスタジオ撮影でロケはなく、思いっきり暗〜いパラレルワールドくセットの中でスパイ役を演じられていました。
 
 

 
 
○各シーンのまとめ撮り
、   「巣立つ日まで」は、野外ロケでの撮影や、スタジオ撮影があったが「なぞの転校生」や「その町を消せ」では、すべてスタジオ撮影だった。
高野さんによると、効率的に撮影を進めるため、まとめ撮りは行われていて、ロケではすべての野外シーンのまとめ撮り、スタジオ撮りでも各シーンのまとめ撮りなどで、「その町を消せ」と「巣立つ日まで」は、台本が4話まとめのため、4話ごとのまとめ撮りが行われていたと思う。なのでよく見ると4話まとまりのシーンつながりの中で発見があるかもしれない。
 「なぞの転校生」では全9話分が1冊の台本だったので、学校のシーン全部、マンションのシーン全部という撮り方なので、朝、家を出るシーンと学校に入るシーンでは髪型が変わっている箇所なんかが見られるとの事。
 
 
 
 
 
○うらばなし
 ・台本に書かれている、漢字の読み方が・・・
  台詞チェックしようということで、本読み中に「成程」を“せいてい”と何度も読んでいても、みんな何も言わず、進められた。
  みんな、わからなかった??
 ・「西高東低」が読めなくて、現場で“たかとう※◎△”と読んでいると、“せいこうとうてい”だよって。
 ・「机上の空論」が読めなかったな
 ※台本には、けっこう当て字もあって読めないものが多くあったそうです。それでわからない読みの漢字があると、先に聞いてから本読みするようになったとか

○少年ドラマシリーズのこと
 今、少年ドラマシリーズのようなドラマはないが、NHKではこれまでも何回か少年ドラマシリーズぽいのをやろうとしていたが、続かなかった。
高野さんの出演したドラマでは、「双子探偵」(マナカナ主演)で高野さんは学校の先生役をされた。
少年ドラマシリーズで高野さんが最後に出演されたのは、第94作「おとうと」だった。
いつのまにか、出演者全員が、少年ドラマシリーズの残したテイストを懐かしみ、リバイバルを望まれていました。
冒頭、新井さんもおっしゃっていた奇跡のイベントが本当に実現することを切に望みます。

〜〜〜 15:40 一旦、休憩へ
 
 
た だ い ま  休 憩 中
 
 

 
 
 15:52〜 トークショー 再開、ここからは少年ドラマシリーズ以外の話題で

※展示してあった台本を手に当時を語られました。
○田中由美子さんは、「仮面ライダースーパー1」の台本を手に、
 「巣立つ日まで」のあと、CMや2時間ドラマの後、「仮面ライダースーパー1」に1年間出演、当時二十歳でドラマ内で成人式を迎えています。
 斉藤さんからは、二十歳にみえない、高校生くらいでもとかの声に、田中さんは、「またまた、なんにも出ないからね。」と切り返し・・・。
 
 
 
 
 

 
 
○斉藤さんが出演された特撮ドラマ「スターウルフ」の台本で高野さんが役名を確認、「ポーリア」と斉藤さんがいうのですが、なかなか伝わらないみたいで何度も言うはめに。
 そんな中、斉藤さんの応援に来られた方が、「ケンちゃんシリーズ」で、2代目マンガさん役を演じられた、奥野建明さんです。
 奥野さんは、高野さんと同じ児童劇団に所属し、「なぞの転校生」にも学生役で出演されていた。と高野さんより紹介がありました。
 
 

 
 

 
 
○そして、田中さんには。堀越でひとつ先輩という・・・と、ここで田中さんがBGMに合わせて“きらい、きらい、あなたなんて・・・”と歌いだし、あわてて当のご本人が止めに入る始末。
 そう、三谷晃代さんです。
 先輩なんだけど、ごめんなさい。と言いつつ、「かわいい、かわいい」を連発。田中さんは、<絶交>も歌えるそうです。結局<絶交>をBGMに、しばし歓談となりました。
学校でのエピソードでは、斉藤さんのスリッパがよくなくなったことや、高野さんの同級生は、ごく普通に接していてくれたが、1年2年生が教室に見に来ていたと、あとになって教えられた。
堀越学園高校はユルそうだけど、実は以外に厳しかった事とか

ほかに当時のコイバナとか、今だから言えるお話しをトークショー終了まで本当にたくさん聞かせていただきました。

ここには、書けなかったのでゴメンナサイ。
 
 


お歌youtube<絶交>はこちら
 
 

 
 
 16:30〜 ギャラリースペースにてサイン会と撮影会を併行して進められました。
 お三人とも、実に丁寧に写真撮影に応じていただきました。その際には、高野さんの発案で、次の人が前の人の写真を撮るカタチで進んでいき、 トークショーと同じくらいの時間をかけてじっくりと接して下さいました。
 終わった人から順次、懇親会に流れていきます。

 
 
 

 
 

 
 
 18:00 サイン会&撮影会 完全終了後、会場のカフェスペースにて、改めて懇親会が始まりました。

 今回は立食形式でしたが、そんなことは気にならず、皆さんがお話しに熱中しています。

 そして、瞬く間に1時間が過ぎ、高野さんもお帰りになるということで、最後の写真撮影です。

 んっ? 写真撮影??   あ〜〜っ!!  話しに熱中して、歓談の様子を撮ってなかった〜 トホホ  痛恨の極み


 19:10 名残り惜しくも、お開きとなりました。

 
 
 おしらせ1  2019/06/29  情報解禁!!
 
 
 おしらせ2        
 
 
 新ウルトラマンシリーズのお知らせ

 このシリーズに高野さんがゲスト出演されます。

 何話に出るかはお楽しみとの事。

 詳細情報は円谷プロHPへ

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ブックカフェ二十世紀のスタッフでもある女優の山口さおりさんの次回公演のお知らせです。
彼女は体の線が細いので、以前は頼りなさげな印象でしたが、今は堂々とした雰囲気が自然にでているように思います。
頑張って下さい。

彼女のTwitterはこちらです。
 
 
 今回は丸々一週間かかってしまいました。
前回同様、エピソードのすべてをお伝えできなかったことをお許しください。また、主催者様には、許可を得ておりますが、不都合がありましたなら、ここに、ご連絡ください。
最後になりましたが、このイベントを企画していただいた、イベンターの新井様、ブックカフェ二十世紀各スタッフ様、その他このイベントの成功のために、ご尽力下さった皆様に感謝いたします。写真を撮るのを忘れて、心底楽しむことができました。ありがとうございました。