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紹介文写真 | 説 明 |
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秋元書房ジュニアシリーズ192 |
書 名:友達ぎらい 著 者:C・レンディナ / 三原英子:訳 初 版:S39.01.25 備 考:未収集 |
優等生と劣等生が寄宿舎のルームメートとなりました。しかも、おたがいに大キライだから始末が悪い! とかく優等生というものは、自分だけのカラにとじこもりがちです。この小説の主人公ラシェルがそうです。彼女は、パイン・リッジ高校の2年に転入してきました。この高校は、全員寄宿舎に入らなければならない規則のやかましい高校でした。寄宿舎となると、どうしてもルームメートと顔をつき合わせなければなりません。そして、不幸にも同室者のデビーはね彼女の大きらいなタイプでした。おしゃべりで、活ぱつで、だらしがない女生徒なのです。 やがて、秋の文化祭が始まりました。ラシェルにとっては、何の興味もわかないくだらないお祭りにすぎません。だが、その日は、ラシェルにとって、人生で最良の日になってしまったのです。すばらしいボーイフレンドとめぐり会えたからです。そして皮肉にも、その青年は、大きらいなデビーの兄さんでした。 |