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表 紙 説 明
秋元書房ジュニアシリーズ80
書 名:大人になりたい
原 題:Stefanie
著 者:ギッタ・フォン・ツェトー
訳 者:桜井正寅
初 版:未入手
備 考:映画「大人になりたい」(1958年・西ドイツ)の原作
     主演:ザビーネ・シニエン/カルロス・トンプソン
     監督:ヨゼフ・フォン・バギー
     西ドイツ最高の賞、バンビ賞受賞の大作
 両親はとうに亡くなっていて、ステファニーは28才の長兄と22才の次兄といっしょに住んでいた。次兄と大喧嘩をして平手打ちをくったステファニーはくやしさのあまり家を飛び出すと、自転車で町をまわりながらどこへ行こうかと考えた。その時、長兄の友達で技術家のパブロの顔が目に浮かんだのだった。ステファニーは彼のホテルにたずねていくと、無邪気にもここに泊めてくださいと頼み込んだ。パブロは驚いたが、彼女を淑女としてあつかい、やさしく兄たちの家に送りとどけた。
 この事があってから、ステファニーの胸にパブロに対する強い恋心が燃えあがったのだ。パブロが自分より2倍も年上であることにも頓着せず。
 16才の誕生日に、彼女はケーキの上に18本のローソクを立ててパブロを招いた。18才は結婚できる年なのだ。パブロから新しい自転車が贈られたステファニーは今や有頂天だったが……。
広告ページより( 映画のシーンからのカット集・抜粋 )

「あたしは恋をしたの、すばらしい恋愛よ」
彼女は得意になって級友たちに話した……。

ステファニーの恋人は、長兄の友達で技術家。しかし、彼は彼女をまるで子供扱いした。

彼はステファニーよりはるかに年上
でもステファニーの熱は一向にさめそうもなかった。


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