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表 紙 | 説 明 | |
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秋元書房ジュニアシリーズ73![]() |
書 名:め ざ め 原 題:Schmutziger Engel 著 者:H・G・ペータースゾン 訳 者:若城希伊子 初 版:S34.05.05 再版:S38.05.25 備 考:映画「め ざ め」(1958年・西ドイツ)の原作 主演:コルニー・コリンズ 監督:アルフレット・フォーレル 制作:独ウルトラ・フィルム 配給:松竹 | |
高校2年のベアーテは、ホテルを経営している金持ちの一人娘です。両親に甘やかされ何一つ不自由なく育ったお嬢さんです。パパはいつもベアーテの目の色を見ただけで、彼女が何を欲しがっているか見破ってしまうのですが、彼女のこのごろの心の中の秘密だけはわからなかったのでした。 ベアーテは、高校のアガスト先生に憧れをもっていたのです。アガスト先生はスポーツマンでディーターという一人息子と二人暮らしです。そして先生は、学校中で一番人気があり、特に女生徒からは熱狂的に尊敬をうけています。 ベアーテは自分の存在を先生に認めてもらおうと、いろいろの試みをして苦心さんたんしますが、ことごとく失敗してしまいます。先生はベアーテに冷たくのぞむばかりです。しかし、息子のディーターは前から彼女に淡い思いをよせていました。ベアーテはディーターを通して先生に近づこうと計画をたてます。 そのころベルク先生という若くて美しい女の先生が転任してきました。ベアーテにとってベルク先生の出現は重大なことでした。なぜなら、アガスト先生とベルク先生は似合いの夫婦のように思われたからです。 学校で祝祭パーティーの時でした。アガスト先生とベルク先生の仲の良さそうな姿を見たベアーテは突然偏頭痛にかかったようなふりをして、両親に伴われて帰っていってしまいます。この噂はさらに大げさな噂のたねをまいていきました……。 | ||
初版のみ巻頭ページ( 映画のシーンからのカット集・抜粋 ) | 映 画 チ ラ シ | |
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![]() 手鏡の図案の真ん中から観音開きになっており、中に映画の解説とカット数点あり |
主 要 人 物 ベアーテ・ショルレマー ― ドイツのハンブルグにあるエルベ高校の2年生で、この小説の主人公。パパは金持ちで、ホテルを経営している。一人娘で、何一つ不自由なく育てられたため、わばままである。自分の思ったことは、あくまでもやり通す強い性格の少女。 アガスト先生 ――― エルベ高校の教頭で、文学の先生。妻に死なれ、息子と二人でアパートに暮らしている。ボート部の主任でよく生徒の面倒を見るため、全校生徒から尊敬されている。 ディーター ―――― アガスト先生の一人息子でエルベ高校の2年生。まじめで、純情な青年。 ルート・ローレンツ ―― エルベ高校2年生の少女。ベアーテと同じクラスで、彼女の親友。 ノルマ・ベルク ―― エルベ高校に転任してきた若くてモダンな女の先生。 ペーター・ウテッシュ ― エルベ高校2年生。クラスの金を使い込みしたために休学処分となる。 カルバイト先生 ―― 数学の先生。やかましいため、生徒たちにきらわれている。 |