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表 紙 | 説 明 |
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秋元書房ジュニアシリーズ72![]() |
書 名:ばら色のノート 著 者:上田平雄 初 版:S34.04.30 再版:S40.04.25 備 考:映画化の予定との告知であったが、キネマ旬報DBでも 該当するものは見つからなかった。 |
『 ばら色のノート 』に つ い て 京洛高校は男女共学。3年になると進学組と就職組に別れた。節子は進学組。好きな先生が演劇部顧問になったので演劇部に入った。 そのコンクールのとき、就職組と進学組は大喧嘩になってしまった。 京都、六甲山、山陰の城崎を舞台として、高校3年生の両コースの反目の中に展開される男女生徒の愛情の交錯と、その不安な心理が美しく描かれている。 | |
主 要 人 物 三木節子 ―― 60年の歴史をもつ男女共学の京洛高校3年生。進学クラスで、裕福な家庭に育ち感受性がつよい。この物語の主人公。 井下由美子 ― 無邪気で愛嬌のある生徒。節子の仲良しのクラスメート。 杉本明宏 ―― 進学クラスきっての秀才だが、どこか冷たい感じがする。演劇部のキャプテンとして活躍。 金子達弥 ―― 実業コースの生徒。乱暴者で先生も手を焼いているラグビー部の主将。生徒会会長選挙に立候補して話題をまく。 坂田キミ子 ― 勉強は不得手だがスポーツなら万能のほがらかな女生徒。ソフトボール部のキャプテン。 森本三郎 ―― 3年B組(進学クラス)のクラス委員長に選ばれた生徒。 太田垣先生 ― K大理学部を卒業、数学の先生として京洛高校に赴任する。3年の進学クラス担任。大学時代バスケット・ボールの名選手として有名な明朗な青年教師。 長沢校長 ―― 頭がはげ、鼻ひげわはやした金語楼そっくりの校長先生。 宮田先生 ―― 50すぎの社会科の先生。生徒部長を勤める。 池田先生 ―― でっぷり太った教務部長。 |
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紹 介 記 事 か ら の あ ら す じ よ り 京洛高校は男女共学で、3年になると進学コースと就職コースのふたつ別れた。そして進学派と就職派はいつも対立していた。進学コースに入っている三木節子は、おとなしい、控えめな生徒であるが、美しくて、学校では人気の中心だった。 新学期に、K大学を卒業したばかりの若くて情熱にもえている太田垣健介という数学の先生が赴任してきた。節子はなんとなく大田垣先生に想いをよせていた。太田垣先生が演劇クラブの顧問になると、節子も演劇クラブに入会する。クラブのキャプテンで節子と同じクラスの杉本明宏は、学校一の秀才であったが、冷ややかで利己的な性格のため実業コースの生徒から目の敵にされていた。杉本はひそかに三木節子を愛していたが、彼女が太田垣先生に愛情を寄せていることをしって、先生に烈しいしっとを感ずるようになる。 演劇コンクールでは「夕鶴」をやることになり、節子は主役に抜擢されたが、その演劇は講堂にかくれていたラグビー部のキャプテンで就職派の金子たちに妨害されてめちゃくちゃにされてしまった…… そして |