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表 紙 説 明
秋元書房ジュニアシリーズ51
書 名:ハイティーンの悩み
原 題:Mirror,Mirror
著 者:マージョリー・ホール
訳 者:中村能三
初 版:S33.07.30
備 考:
   『 ハイティーンの悩み 』に つ い て 表 紙 見 返 し 要 約 よ り
 この小説の主人公キムは、丸顔で鼻がみじかく、あまり美人ではありません。いつも鏡をながめては、「あたしはどうしてこんな顔に生れたのかしら」とタメ息をついています。
ですから高校ではパーティにも出ず、デイトの相手もいませんでした。高校を卆業した時両親は、大学に進学するように進めたのですが、だいがくでも高校の時のようなつまらない思いをするならいっそのこと就職してしまおうと思って、街で一番大きな陶器会社に入社しました。
 そこで彼女は、女子大1年のライザという社長の娘や、いつもツンとすましているつめたい感じの美人、クリスチン等と知り合います。また仕事の関係でハンサムで明るい青年ロイや何でもずけずけいう青年ハウィ等ともつきあいます。
 ロイは彼女を田舎へドライブへつれていってくれたり、パーティにさそってくれます。しかし、彼女はロイの前へ出ると、ただどぎまぎしてしまって、何も言えなくなってしまいます。しかしロイの本当の目的はどうやら彼女よりクリスチンにあるようです。
 一方、ハウィも彼女にとても親切にしてくれます。そして、彼女の方もハウィには何でも相談できるような気持ちになります。しかし口の悪い彼は「おい、おかめさん」等と呼んだりしますので、キムはすっかりしょげてしまいます。
 たえきれなくなったキムは、その悩みを、社長の娘ライザに打ち明けますが……
    主 要 人 物
キンバリー(キム)・メイスン ― オンスロー高校を卒業したばかりの、器量のわるい女の子。
ティモシー・エンライト ― レークランド陶器会社の社長。
ライザ・エンライト ―― 社長の娘。グランヴィル大学生。
ラリー・アレン ―――― ライザのボーイ・フレンド。
ミス・ロースン ―――― レークランド陶器会社の人事課員。
ミセス・グリーン ――― レークランド陶器会社の人事課長。
ハウィ・アダムズ ――― レークランド陶器会社のセールスマン。
ロイ・シヴィアランス ―― レークランド陶器会社のセールスマン。
クリスチン・トレント ―― レークランド陶器会社の女事務員
エレーン・ブラウン ―― ライザのいとこ


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