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表 紙 | 説 明 |
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秋元書房ジュニアシリーズ42![]() |
書 名:ガールフレンド 原 題:The Boy Next Door 著 者:ベティ・カヴァナ 訳 者:田中西二郎 初 版:S33.03.30 備 考:本邦初訳/翻訳権所有 |
ジェーンは高校3年になるまでデイトの経験もなかったし、ボーイフレンドもなかった。 隣りのサンダソン家の少年、ケンは小さい時から遊び友達で高校もいっしょのクラスメートで、今も兄妹のように親しくつきあっているが、どうも最近ジェーンは彼と顔を合わせるのが照れくさいような変てこな気がしてならない。ハロー、ケン≠ニ以前ならば平気でかわしたあいさつにさえジェーンは妙なこだわりを感じるようになった。自意識過剰∞思春期的現象≠ニ大人たちは簡単に割り切って言うところだろうが、当人にとっては重大だ。 もっともケンの方がジェーンをほんとにガールフレンドだと思ってくれているかどうかは疑問だ。ケンは小さいときから物事に熱中しやすいたちで、高校へ入ってからは自動車に熱中し、つい最近はどこかで見つけた中古キャデラックを買う計画のために寝食を忘れるほどで、ジェーンにデイトを申し込むひまどころではない。ジェーンはそれでもなけなしの貯金全部を彼に提供してその計画に協力したかいあって、ついにキャデラックはケンのものとなった。ところが、学校が始まってまもなくケンは人もあろうにジェーンの妹のベリンダと仲良くなりデイトまでするようになった。 ベリンダは高校に入ったばかりでちょっとおしゃまなグラマー・ガールだが、これにはジェーンも憤慨せざるをえなかった。彼女は大好きなホッケーの練習に精出して気をまぎらしていたが、ある日曜日の午后、丘の散歩の途中ピーター・シェークスピアという風変りなイギリスの少年と知り合ってから……… | |
主 要 人 物 ジェーン・ハワード ―― この小説の主人公の少女。アメリカ東部の静かな町、ブルックフィールド高校の3年生。ホッケーが上手で、文才もあり、あかるい性格はだれからも愛されている。 ケン(ケネス)・サンダソン ― ジェーンの隣りの家の高校生。彼女の幼い時からの遊び友達で明朗な少年だが、物事に熱中しやすい性格。 ベリンダ ――― ジェーンの一つ違いの妹。ちょっとおしゃま。 トルーディ・ブレイク ─ ジェーンの仲良しのクラスメートの少女。 ポリイ・パタソン ─― 美人で、スポーツ、ダンスの上手な少女。女子ホッケーチームの主将にえらばれる。 スウ・ハーヴェイ ─― ジェーンの仲良しグループの一人。小柄で赤毛のかわいらしい少女。ユーモアなセンスがある。 スティッチ・ホワイトヘッド ― 三年級(ジュニア・クラス)の生徒委員長。トルーディのボーイフレンド。 ピーター・シェークスピア ― イギリスから1年間ジェーンの隣りの町にある叔父の工場へ働きにきている少年。風変わりなところがあるがジェーンはひきつけられる。 ゴードン・パーク ─― くそ真面目でのろまな男の子。しかし高校の年鑑編集委員長にえらばれてから、みちがえるような才能を発揮する。 |