NHK少年ドラマシリーズについては にのPさんのHP(少年ドラマ伝説) にどうぞ  
表 紙 説 明
秋元ジュニア文庫 A1


本書収録分目次
あべこべ作戦
おじいさまのお気にいり
夏休みはデュエットで
オバケとユウレイ
ふたりでハッスル
拍手カッサイ
ヤンチャでごめんね
ダブルプレイでごちそうさま
おさげとブーツ
書 名:どっちがどっち
著 者:大木 圭   
カバー・さし絵:みつはしちかこ
初 版:S57.05.27
備 考:秋元文庫ファニーシリーズB2の改装版
     製本の都合上、秋元ジュニア文庫A5との正続編となっている。
     過去の人気物を正続編に分けることで出版社の収入アップを
     図った思惑が見え隠れしています
     NHK少年ドラマシリーズ「どっちがどっち」の原作本
     表紙カバーの紹介文より
 夏子冬子はフタゴの姉妹ですが、お母さまの教育方針で、ふたりをふつうの女の子として別々に育てることにしました。ですから、彼女たちは幼稚園もちがうし、現在もべつの学校に通っています。
 ふたりはそれこそウリふたつなので、両方の同級生すら彼女たちがフタゴであることを知りません。そこで珍妙な事件や、やっかいな出来事が次々におこってきます。
 夏子と冬子は、それらの難問をいかにさばき、どう解決するか。あるときは協力して、うまく切りぬけますが、どんなに計画どおりにやっても、失敗することもあります。
それに、いくらフタゴの姉妹だからといっても、いつも仲好く力を合わせるというわけにもいきません。たまには相手をダシぬいたり、ケンカすることだってあるんです。
 そこへ、おたがいのB・Fがあらわれると、お父さまだっていまだに夏子と冬子をまちがえるくらいですから、またもやサッカクやらカンちがいのために、えらいサワギになります。
 NHKでもテレビ化されたこの物語は、一度読み出したら、きっと最後のページまで目が離せないでしょう。