表 紙 説 明
秋元文庫ファニーシリーズB59
書 名:もっか青春発明中
著 者:上田しげし  絵:東 幸見
初 版:S51.07.31
備 考:秋元ジュニア文庫A4に改題版あり
 中学1年の西 真介は発明が大好き。
「発明狂」ではないが、「発明マニア」といったところだ。
 いままでに作ったケッサクは
 「連続放火魔タイホ装置」
 「みつからないカンニング装置」
 「ラクに山にのぼれる機械」
 などである。失敗しても、コリた様子もなく日本のエジソンになるとガンバッている。
 無二の親友、南郷堅太、男生徒あこがれの的、水谷マスミもからんで次はどんな発明を考えていることやら……。
     主 要 人 物
西  真介 ── 発明マニアの中学1年生。ひまさえあれば何かアイデアを練っている。だが彼の考えつくのは、いつもどこか間の抜けた珍発明ばかり。それがもとで、いろいろな騒動をまきおこす。
南郷堅太 ── 真介の無二の親友であり、その発明の数少ない理解者のひとりでもある。体重80キロのジャンボ少年。
水谷マスミ ─ クラスでいちばんの美人で、男生徒たちのあこがれの的。真介も、もちろん熱烈なマスミ・ファンだ。
西 あかり ─ 真介の姉、中学3年生。真介の発明には批判的で、いつでもその弱点をついて彼をくさらせる。
池田のオッサン ─ 自動車修理工場を経営するヘソまがり親父。なぜか真介とは気が合って、発明品製作のよき協力者となる。