表 紙 | 説 明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
YOUNG・シリーズ E68 |
書 名:ホラーミステリー 百ものがたり 著 者:御影四郎 カバー・さし絵:植木金矢 初 版:S53.08.05 備 考:表記なしのYOUNG・シリーズ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
科学が進歩した現在、昔ほどふしぎなことはなくなってしまったが、我々の先祖たちがあんどんの光の中で語り伝えた話の中には、当時の人々の好奇心と驚きが残っていて、今読んでも面白い話が多い。 ここに集めた話は、いずれも江戸時代にまとめられた百物語や怪談集からとってある。それらを、百物語で次々に語られた形にした。 百物語というのは、何人かの人たちが集まって、一人づつ順々に、恐ろしい話やふしぎな話をしてゆくのだ。一つの話が終ると、灯心を一筋引き抜いて消す。一つ、二つ、三つ……恐ろしい話が増えてゆくにつれて、あんどんの光は、次第に暗くなってゆく。 そして……最後の、百番目の話が終り、たった一本だけかすかにものがなしくまたたいていた灯心が吹き消されたとき……何かあやしいことが起ると、いい伝えられていた。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
収 録 話 一 覧 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|