表 紙 説 明
秋元ジュニア文庫 B4
書 名:SF その列車をとめろ
著 者:光瀬 龍   絵:依光 隆
初 版:S57.08.20
備 考:秋元文庫YOUNG・シリーズE8「SF その列車をとめろ」の改装版
 中学2年の安川雅志は親友の中原雄一山崎光夫らと一緒に、新大阪行きの特急こだま185号に乗っていた。3人は社会科研究部というクラブに入っていて、大阪でおこなわれる全国中学生の社会科研究発表会に参加しに行く途中であった。
 ところが、彼らの乗った特急こだまは停車するはずの新横浜駅を弾丸のように通過してしまった。なぜなのか?
 ブレーキがきかない パンタグラフからの電流が断たれているのにモーターは狂ったように回転している そして列車は時速200キロの猛スピートをゆるめようとしない
 国鉄の必死の努力にもかかわらず、こだまは暴走をつづける。このままだと脱線、てんぷく、大爆発…。
 大パニックとなった車内で、雅志たちは、必死に列車をとめようとするのだが…。